3.11より

マザールは被災された女性の支援
「ハート・ギフト・プロジェクト」を続けています。

2011年3月11日に東北関東大震災が起こり、
地震、津波、原発事故……と天災と人災が重なって
日々刻々事態の深刻さがあらわになりました。
3年経った今でもマスコミは報道しなくなりましたが
まだまだ事態は続いています。
被災地の方々を思うと心が痛みます。
亡くなった多くの尊い命を思うと悔しさでいっぱいです。

2014年春。10年目を迎えたマザールは
この節目の時に、さまざまな思いを交錯しつつ
これから私たちがどんな役目を担い、
何をすべき存在になっていくのかをここで再確認し、
ほんの小さな一歩ですが東北復興の支援として尽くしたいと思います。

今、自分にできることをできるだけしていくことで
東北支援の一助になることができればという思いで
日々小さなことに取り組んでいます。

自分に何ができるんだろう。
ひとりでできることなんか何もない。
そう考えるなら、マザールへコンタクトしてください。
私たちは「ハート・ギフト・プロジェクト」という活動を通じて
参加される多くの方の能力をいかし、結集することで
現状を変えていく力になりたい。

2011年からずっと取り組んでいる活動として、
「Warai:和来」という和小物を販売しています。
チャリティー用は、わかりやすく小さなねづけと長財布の2種類のみです。
小さなお子様からご高齢の方々にまで喜んでもらえるようなモノを
通じて、支援の一助となることができればと願っています。

このアイテム制作をしているのは兵庫県在住の83歳のおばあちゃまです。
この方は、戦時中広島での原爆体験、ガンの手術を二度乗り越え、
95年の阪神・淡路大震災で住まいを全壊されても今なお元気で
笑顔を忘れずに生き抜いていらっしゃる素晴らしい方です。
奇しくも今、震災と原発事故で心打ちひしがれている方々を
「Warai:和来」によってつなぐ役目ができれば幸いです。

2014年春。震災後、これから私たちの生活は
一見変化はないようですが
意識はしっかり変革を遂げています。
亡くなった多くの命のためにも、
生かされたものとして、できることをできるだけ精一杯、
小さなことからひとつづつ進めていきます。

国籍も、性別も、年齢も、業種業態も、関係なく
熱く感動できることを一緒に体験できる人と
これからも「ハート・ギフト・プロジェクト」を通じて
どんどんつながっていきます。
笑いと元気をお届けするマザールが、きっと力になります。