コロナ禍で17年目を迎えたマザール。こんな状況下ですが、相変わらずワチャワチャといろいろ取り組んでおります。リアルな活動が早くできるようになることを祈りつつ、日々を粛々と過ごしています。
今年1月に絵描き職人marico(佐々木麻里子)さんと奇跡的な出会いがあり「マザールをイメージした一枚の絵を描いてくださいませんか?」とお願いしたところ快諾いただきました。人間観察が大好きというmaricoさんに、絵を描くにあたり逆取材を受け、マザールを立ち上げるまでと、立ち上げてからの山あり谷ありの体験談をたっぷりおはなししました。
それを受けていくつかアイデアをご提案いただいた中で、選んだ案よりさらにブラッシュアップしてくださったのがこの作品。右手にジャンヌダルクらしきあべみちこ(笑)と、左手にペンを手にする星みちる。世代も国境も性別も超えた、たくさんの人とのつながり。花、植物、森、大人、子ども、猫、天使…無数の顔に囲まれムチムチギュウギュウと密な世界!
私は個人的にmaricoさんの絵が大好き。ピカソと岡本太郎を足して割ってmaricoエキスを混ぜているようなユニークさ。ひと目でノックアウトでした。ただの顔ではない。単なるかわいいではない。この人、天才だと思います。家の中にもいろんな部屋にmaricoの絵を飾っています。そんな彼女が描いたマザール。この絵につけたコピーは『異端こそ、変えてゆくチカラ。』にしました。make a differenceといえども、何かと出る杭をはじきたがるこの国で、率先して違うことを選択して新しい道を開拓する文化を創っていきたい。
マザールという名前の本来の意味合いを込めて。これからいろいろなツールでmaricoさんの絵と共に展開してゆきます。maricoさんをはじめ、いつもお世話になっているwebデザイナーのMさんにも感謝を込めて。 マザールあべみちこ