20年目のスタートライン
2024年4月おかげさまでマザールは20周年を迎えます。
リモートワークにどっぷり浸っていた2022年春。
ひょんなきっかけから本業の傍ら保育園で
朝だけ保育補助(パートのおばちゃん)を
することとなり、せっかくならば勉強して
今のおかあさんに深くコミットしたいと思い
独学で猛勉強の末、保育士資格を取得することができました。
勉強するうちに虐待の多さと、児相が救えない命を改めて知って
児相にコミットしたくなり、資格取得後やっと重い扉を開けてもらい
一時保護所の保育士(臨時職員)として勤務。
ところが「子どもたちと愛着関係は築いてはいけない」という理念のもと
日々の生活にあたらなくてはならないのは
信頼関係を大切にしたい私にとっては辛すぎました。
傷ついた子どもの居場所と、その親の支援こそが必要なのでは?という
思いに駆られているなか、町田市の地域子育て相談センターにおいて
相談員として採用され、児相からそちらに転じてみたものの、
想像以上に『相談員』という仕事にギャップを感じ
心折れそうになりました。
そうした経験も踏まえて
やはりオリジナリティを大切にした関係づくりと
これまでクリエイティブで培ってきたスキルで
才能豊かな人財ネットワークをいかしつつ、
オープンな場所をつくりたい。
困ってる人を正す役目ではなく、
その人が本来持っている力を
発揮できるよう応援する役目でありたいと思っています。
そして時間を有効に使わなければ、
と半年間修行のような異業種を経験し
改めて思いを強くしました。
そんなわけで2024年春、まだ準備段階ですが少しずつ
リリースしてまいります。
名付けて「マザール+プラス」プロジェクト。
世代も地域も性別も超えてテーマでつながっていくマザールが仕掛ける
親子不和で困っている「こどもとおとなの居場所」づくり。
家庭でも保育園幼稚園でも学校でもない第三の場所を。
20年目の本気。
同じ志の仲間と共に、社会にコミットしてまいります。
クラウドファンディングも予定しているので応援してください。
2024年4月吉日
あべみちこ