辰美有美さん 歓びの中に毎日いること。被災地の女性支援に力を尽くし宇宙の法則を説く。 KAKERUインタビュー
Tatsumi.Style主催 ヒーリングアーティスト 空間カウンセラー 



「Tatsumi.Style」の新ロゴマーク。女性たち一人ひとりの希望のライフスタイルを叶える空間、心を整えるプログラムを用意。

「空間」をスタイリングする。
「ライフスタイル」をスタイリングする。
「心のなか」をスタイリングする。 Tatsumi Yumi Styleが
スタイリングする。
あなたが「あなたが望むままのあなた」に近づくための ヒント&アドバイス。
さあ、まず一歩、踏み出しましょう。
空間を変えることで、
ライフスタイルを見つめなおすことで、
心の中を整理することで、
あなたは必ず あなたらしさを
すすんでいけるのですから・・・
>>詳細は「Tatsumi.Style」



3.11後のお母さんの働くを考える
「JoB-sen☆トークライブ」第5回は
5月16日(水)10:30〜12:30 で辰美有美さんがゲスト。トークライブの他、ミニワークショップも開催し下記のような「フラワー&リボンバスケット」を制作します。お茶・菓子付き、材料費込みで1000円というリーズナブルな参加費。残席僅少!お申し込みはおはやめにどうぞ。>>お申し込みはこちら


3.11から1年経ち、支援の仕方をもう一度考える時期に

お雛様、鯉のぼりの壁掛け。仮設住宅はスペースが限られているため大きな物よりもちょっとした小さなアイテムが喜ばれる。

インテリアデザインの仕事を皮切りに、その後やりたいことを手がけるうちに心理学の世界を知った。デザインを筆頭に「さまざまな手法で女性の本来もつ力を支援したい」という思いから『マザーズアートと空間カウンセリングをしていくことで、対面したクライアントお一人おひとりの心と身体、ライフスタイルそのものを輝きに変えていく』という仕事に着地。今春、新たに「Tatsumi.Style」というプロジェクト名でリ・スタートした。

昨春3.11以降、辰美さんは「ハート・ギフト・ プロジェクト」という名の被災地の女性支援に力を尽くしてきた。現在も定期的に物心両面からサポートし、3月は「ひな祭り」でひな人形を、5月は「こどもの日」にちなんで鯉のぼりや兜を子育て中の家庭に届けた。マザールからも「和来」のねづけを提供し、仮設住宅で暮らす被災者の皆さんにとても喜んで頂けた。

ハート・ギフト・プロジェクトは自分にできる協力をしたい、応援する気持ちを伝えたい・・・という女性たちの思いを東日本大震災で被災された女性たちに届けるために生まれたプロジェクト。 「本当に必要とされているものに女性ならではの感性で選んだ、あると嬉しいものとハートを伝えるメッセージを添えて『ハート・ギフト』というかたちで贈っています。これまでは物を贈ってプレゼントをしてきましたが、支援方法を変えていく時期になっています。たとえば、小物などの作品を作っていらっしゃる方、習い事として教えていらっしゃる方、セラピストとしてお仕事をしていらっしゃる方へ呼びかけて、被災地で『OneDay講習&セラピー』のイベントに参加して頂ける方の募集を始めます。ご参加頂ける方は、メールにて、プレゼントできる体験ギフトの内容をお知らせ頂いてます」

講師としてツアーを組んで被災地でワークショップをする。内容はモノづくり、アロマやマッサージなど癒し・・・などプログラムを考えている。講師を派遣するだけでなく、スキルを支援する養成講座にできるようになったら・・・と夢をもつ。

寄付の方法もいろいろだが、3.11の直後は衣類や雑貨小物など必要な物資を贈ってきた。現在は心が元気になるようなアイテムを贈っている。「プレゼントはもらえば誰でもうれしい」と中学生くらいの女の子からお婆ちゃんまで喜んで受け取ってくれる。その数は総数で約600個。個人から個人への支援としても規模が大きく、今後も継続的に支援するためにはプロジェクトの周知も大切と考える。

宇宙の法則から、女性の力をいかす時代へ

辰美有美・著「宇宙の法則と女の幸せ」〜もっと、ずっと、あなたが幸せになるためのメソッド〜(カナリア書房 \1,400)次世代の女たちへ贈る必読書。

辰美さんは「これからは女性が輝いていける時代、それを見て男性も元気になっていく時代。まずは、女性が輝く事が最優先!」と語る。同時に「女性が変わることを怖がり、躊躇している」とも。「それは、長い間に重ねて来た女性としての意識のブロックがあるから。そして、そこから解き放たれることに不安を感じているから。この2つの意識が邪魔をしています。これを開放していくには、いかに縛られずに楽しくアホになれるかというのと、自分を信じてどれだけ自分と会話ができるかというのがあげられます。自分をどれだけないがしろにしてきたかが見えてくる」

いくつか今すぐ日々の生活で取り入れ実践できる方法を紹介していただいた。
・ 家事瞑想は、不安を駆り立てるような思考をとくためのエクササイズ。(思考と考えの違いもおもしろいですが・・・)
・ 感謝して喜びのなかにいるようにすることは、良いエネルギーを循環させて、マイナスを減らしていくための、これもエクササイズとして考えられます。
・ 「ねばならない」も、大きなブロックの種です。解除しましょう!
・ 大切なことは、心に来たな!と思った情報や体験を、聞いたままにしておかない事です。これは、母や主婦という忙しい時間を持っているなかでは、大変と思われるかもしれませんが、一つひとつ、身体で実践しなければ、何ひとつ結果へは結びつきません。今の実体験のみが未来を変えていきます。

お嬢様学校で悶々と過ごした青春期から教育を考える

月1回のペースでクリエーティブなOneDayLessonを開催。3月に参加させて頂いた時は「オーナメントをつくろう」がテーマ。色や質感に各自の個性が表れる。

ここまでかなり概念的な理論が続いたが、いったい辰美さんはどんな人生を歩まれてきたのだろう?なぜ「宇宙の法則」とつながったのだろう?

「私はいわゆる私立のお嬢さん学校で小中高と一貫教育で過ごしました。ひいきが大嫌いだった一方で、皆同じということがおかしいと感じていた。中3の時に美術の先生が私の絵を認めてくれたんですね。肯定してくれる大人と初めて出会いました」絵から拡がり、自分のやりたいこと?デザイン?それから自分の感性と同じ精神世界の本を読み漁ったという。

「日本の社会は、ピラミッド型トップダウンで構成されてきました。でもそれにはまるのが嫌だった。一個人であることをなぜ認められないのか?個が輝いて生きるからこそ全体が輝くことになるのに…」そして、個を求めていくことは、比較対象から外れてゆくことにつながった。すなわち、お嬢さん学校の枠内では『不良』という目で見られ、次第にその環境内で本来もつエネルギーが発揮できなくなった。大学は付属のお嬢様大学へは進学せず、美術を学ぶために女子美へ進んだ。

日本の教育に疑問を抱いたのは何もその当時だけではなかったという。「息子が中学校時代に、学校でちょっとしたいじめ問題がありました。でも学校って何もなかったように外見だけ平穏に収めようとしました。目の前にいる子どもの心なんて全然見ていない。体裁が大事なんです。そんなことがあって、学校教育には期待をしないようになりました」実際、3.11以降、同じような感覚をもつお母さんも増えているのではないだろうか。

毎月女性対象のワークショップ開催、カウンセリングも

2月から開催中、3.11後のお母さんの働くを考える「JoB-sen☆トークライブ」第5回に辰美有美さんをゲストとしてお招きしています。5.16(水)10:30〜12:30開催。ワークショップ+ティー交流会あり!

辰美さんはTaysumi..Styleという名の女性対象にインテリアグッズを制作するワークショップを企画開催している。オーナメント、フォトフレーム、リボンメイキングなど、自分ではなかなか手がけられないインテリア小物を2時間くらいかけて制作し持ち帰ってもらう。制作することはそれにだけ集中できる時間で充実するうえ、集まった仲間と他愛ないおしゃべりができるという、なんともプラスの副産物だらけのワークショップだ。

個別の空間カウンセリングをする傍ら、「空間を飾る楽しみを味わっていただきたい」という思いで女性対象のOnedayLessonというインテリアグッズを作るワークショップを行う。集中しながらエネルギーを高めていく、楽しい時間だ。オーナメント、フォトフレーム、リボンメイキングなど、自分ではなかなか手がけられないインテリア小物を2時間くらいかけて制作し、完成品を持ち帰られる。

「制作することはそれだけに集中できる時間で充実するし、集まった仲間と他愛ないおしゃべりもできるから、エネルギーもアップします。なんともプラスの副産物だらけのワークショップですよ」

5.16開催の「JoB-sen☆トークライブ」では辰美さんならでの女性が幸せになる「宇宙の法則」のお話しと共に、30分ほどのミニワークショップを開催予定。制作するアイテムは「フラワー&リボンバスケット」(写真左下)。短時間で個々がどんな小物を作れるのか楽しみだ。

他、自宅を本格的に改造したいと考える人向けに「空間カウンセリング」も手がける。
「インテリアの変化で心までアップさせていくもの。家全体〜カーテンだけとか、小物だけというスタイリングの変化まで、ご相談に乗っています。ご訪問のカウンセリング&アドバイス料は初回2万円です。後はご予算に応じ、実践する内容によってお見積になります」

理論と実践。女性の幸せは宇宙の法則とつながっていることを再認識させてくれる辰美さんの仕事スタイルに触れてみてほしい。

公開日:2012年5月8日

昨年の3.11大震災以降、なぜか「宇宙の法則」という言葉を発する方が私の周りに多く出没しています。それは、たぶん自分が求めているコトなのだろうと感じています。今、自分の身に起こっていること、いいことも嫌なこともすべて、巡り巡ってみると血肉となり、私の生きる活力につながっています。そう考えると、ひとつも無駄なことなんかないなぁ〜と。「いかされている」ということを意識して、毎日を大切に過ごしたいものです。辰美さんは生活の場をデザインされることをはじめ、心理カウンセリングも行う、とってもユニークなメソッドを展開されています。こんな時代だからこそ、楽しみを持ち続けて過ごしたいものです。マザール「ナラオ!」でも6月23日(土)10:30〜12:30にインテリア・クリエーティブのワークショップを開催します。土曜日の朝、ちょっと素敵な時間をご一緒しませんか?お申し込み詳細はこちらへ。 (マザールあべみちこ)

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